がん保険の給付金

がん保険への加入を検討している人であれば、医療保険との違いとして入院給付金の支払い期間に制限がない、という点が挙げられることはご存知かもしれませんね。
もちろん医療保険でもがんを含む生活習慣病を保障してくれるものはありますが、それら保険の選び方のポイントとして入院給付金の期間無制限に着目している人も多いかと思います。

しかしがん保険ならどれも入院給付金の支払い基準が同じであるかと言うと、そうではないのです。
入院してがんと診断された時点から入院給付金が支給される商品と、入院初日にさかのぼって入院給付金が支払われる商品があるのです。
これは意外な落とし穴です。

例えば、がん検診で胃に影があると言われ、さらに精密な検査をするために3日間入院したとします。
そして4日目にがんと診断され、そのまま入院して治療を行なうことになりました。
がん保険に入っていれば、検査に要した3日間の入院給付金も支払われると当然思いますよね。
しかし「がんと診断された後、治療のために入院した場合のみ」入院給付金が支払われる、というがん保険では、検査の3日分の入院給付金は支払われないのです。
もちろん、これらの条件は説明をよく読めば載っているのですが、なかなか目に触れにくい状態で提供されていることも多いのです。
がんと診断されたら入院初日にさかのぼって入院給付金が支払われる商品もありますので、選び方のポイントとしてこの点も確認しておいてください。

入院給付金がどの時点から支払われるのかによって、検査に要した日数分の差額ができてきます。
入院日額1万円とすれば、検査に3日間要したら3万円、1週間に及べば7万円もの違いが出てきます。
入院給付金は少しでも多ければ助かりますので、この点をしっかり確認しておいてください。


がん診断給付金
がん保険は他の医療保険と違ってがんに特化されているだけあり、がんに罹った場合は手厚い保障が受けられます。
しかし、がん保険もいくつかの保険会社から発売されていますから、それぞれの違いを見極めて、いざという時に有効に使うためにも選び方は慎重に行なう必要があります。

がん保険の特徴として挙げられるのは、入院給付金の期間に制限がないことともう一つ、他の医療保険にはない「がん診断給付金」が受けられることです。
がんと診断されると100万円単位の大金が支給されるので、これから治療を始める人にはとても助かります。
しかし、がんと診断されてもこの給付金が出ない場合もあるのです。
「がん診断給付金」と「がん治療給付金」の違いです。
がん保険の選び方のポイントとして、この名称の違いについてもよく確認をしておいてください。

「がん診断給付金」は私たちが一般的に認識しているように、がんと診断確定されたら入院をしなくても給付金が支払われます。
それに対し「がん治療給付金」はがんと診断確定され、治療のために入院した場合に支払われます。
つまり、診断確定されただけでは給付金が支払われないものもあるのだ、ということを知っておく必要があるのです。

中には「がん診断給付金」としながらも、「がん治療給付金」の支払い方法を適用している保険もあるようです。
これでは混乱を招きます。
契約する前に、診断給付金の名称を確認し、どのような場合に支払われるのかまではっきりさせておけば、後になって「話が違う」ということも避けられるでしょう。

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