がん保険に特約をつける

現在なんらかの医療保険に加入している場合、保険料の見直しや将来の大きな病気に備えて新たにがん保険に入ろう、など保険について考え直している人もいることでしょう。
しかし備えあれば憂いなしと言ってあれもこれも保障をつけてたくさんの保険に入るのも、保険料を無駄に払って今の生活もままならなくなってしまう原因となります。

保険の選び方にはいろいろな方法がありますが、あれこれ個別の保険に入るより主契約の保険に医療特約をつけるという方法もあります。
医療特約が付けられる主契約は、終身保険や定期保険ばかりではありません。
一部の保険会社では、がん保険に医療特約をつけるタイプを取り扱っています。
人は年齢を重ねるにつれてがんに罹る可能性が増えるため、死亡保障の保険と違ってがん保険は解約を前提としない保険となっています。
そのがん保険に医療特約をつけるということは、理にかなっています。
というのも、医療保障に対するニーズも加齢とともに高まっていくからです。

もし医療特約を死亡保障の保険につけるか、あるいはがん保険につけるか迷っているのなら、がん保険に医療特約をつける、という選び方の方がよいでしょう。
ただし、保障内容の詳細や保険料についてもチェックするのが前提です。
がん保険に医療特約を付ける場合、がんに関する保険金は主契約であるがん保険で保障するので特約からは支払われないため、一般の医療保険より保険料が安くなっているタイプもあります。


がん保険の選び方にとても悩む理由のひとつに、がん保障を謳っている保険の種類があまりに多いことがあります。
将来もしがんに罹って治療を行なうことになった場合、保険で治療費等を保障してもらうためには、主に次の3つの方法があります。

●がんのみを保障対象とするがん保険に加入する
●医療保障に含まれるがん保障で対応する
●死亡保障に特約としてがん保障をつける

ここでは3つめの「死亡保障に特約としてがん保障をつける」場合についてお話したいと思います。
現在、ほとんどの人が死亡保障○○○万円などといった生命保険に加入していますが、このときに特約としてがん保障をつけている人も多いです。
このタイプでは、個別にがん保険に入るより、がん保障にかける保険料がぐっと安くなるケースが多いのです。
保険料が安くあがるのはメリットと言えますが、やはり安いにはそれなりの理由もあります。
まず特約の場合は保障内容がいまひとつ物足りないことが多いです。
例えば入院日数に制限がある、診断給付金が出ない、10年などの更新型が多く決まった期間ごとに保険料が上がっていく、主契約の死亡保障が終了した時にがん保障も終了したり継続には一時金が必要だったりする、などです。

また生命保険の大型死亡保障は60歳で終わってしまい、その後はお葬式代程度の保障だけを残す人が多いのが現状です。
大型保障が終わる時にがん保障を継続する場合には、100万円ほどの一時金が必要になることも多く、継続できない人も少なくないようです。
60歳を過ぎるとがんに罹るリスクも大きくなってくるのに、この時期にがん保障が切れてしまうのはとても残念です。
特約でがん保障をつければ保険料は安く済みますが、本当に安心できる保障はどれなのか、がん保障の選び方はよく考えて決めてください。

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